STILL BY HAND と ACOO TOKYOMENS
年々ファンを増やし続けている
STILL BY HAND スティルバイハンド
最近ではニューヨーク「LIBERTY」・パリ「MAN」の展示会に進出
アメリカ・ヨーロッパ・アジア各地のショップでも
展開されるようになってきています
STILL BY HAND と ACOO TOKYO
もう20年近くのつきあいになります
・・・でも最初はホントに小さなブースに
ちょこんとデザイナーの柳さんが立っている
そんな小さな小さなブランドでした
ACOO TOKYO をオープンさせて間もないころ
メンズブランドを充実させるべく
STUDIO ORIBE スタジオオリベ の展示会に伺いました
その展示会の小さな一角に
STILL BY HAND はありました
Tシャツ・シャツ・カーディガン・パンツが
それぞれ2型ずつくらい
ラック2つくらいに並んでいる
それが最初の印象でした
そのころ世間一般のイメージも
STUDIO ORIBE の別ラインのような感じだったと思います
ワイヤーを入れたシャツ
ポケットを後ろに付けたカーディガン
ただ私のなかでは
今でも記憶に残るアイテムがそこには並び
展示会に伺うまで名前も知らなかった
その小さなブランドに
一瞬で心を奪われた気がします
どこか他とは違う作り込みが感じられて
シンプルに着こなしやすいデザイン
着る人のことを考えた
服作りにとても共感する部分が多く
何よりデザイナー柳さんが
洋服に対するこだわりを
柔らかな口調でひとつひとつ丁寧に語るその姿に
とても惹かれました
デザイナーの柳さん
展示会を訪れた時の会話が楽しみになるほど
洋服の知識が幅広く豊富なお方
その柔らかな雰囲気と
真摯に服作りに取り組む姿勢は
まさに STILL BY HAND のイメージと重なります
・・・そんな柳さんに
4つのインタビューをお答えいただきました
Q1 STILL BY HAND の世界観とは
派手だったり分かり易い表現ではない
こだわりや格好良さを求める方に
手に取って頂きたいブランドです
愛用者が華美じゃないけど
センス良いと他の方に表現される様な
ブランドでありたいと思ってます
Q2 デザイナーになろうと思ったきっかけ
ファッションの学校にいた時代
海外の学校という事もあり
皆が口を揃えて日本人のデザイナーズブランドを
将来の目標に上げるのを目の当たりにし、
自身の考えるスタンダードデザインを確立した
ファッションブランドをやりたいと考える様になりました
最後は旧スタジオオリベがあった頃に
「営業代行するからやってみなよ」と
お声掛け頂いたのが後押しになりました
Q3 デザインする上で特に心がけていること
このアイテムはこうある物という
常識にとらわれ過ぎずに思考する
しっかりと自分の物差しで判断する事
ステッチや釦を含めた
商品を面で見た時のグラフィカルなバランス
Q4 ファンがとても多い ACOO TOKYO のお客さまにメッセージ
これからも皆さんを退屈させない
でもスタンダードでコーディネートに取り入れ易い
お洋服を提案して行ければとおもいます
末永いお付き合いを宜しくお願いします
最後に一つ
僕がデザインする上で心掛けている
常識にとらわれ過ぎないを
皆さんもコーディネートやお買い物の際に考えてみて下さい
似合わないかな、前に買って失敗した、
なんて思っているアイテムや色などが
今の自分には似合うかも知れませんので
STILL BY HAND は2001年から
ACOO TOKYO は2003年から
ともに歴史を歩んできました
都内には当店しか取り扱いがなかった時代から
世界へ飛び出すまでのブランドとなり
その歩みを間近に見ることができて
とても嬉しく思います
そしてお付き合いしてから20年という節目に
STILL BY HAND さんとの別注ライン
ACOO exclusive も始まります
こちらもぜひご期待ください
ACOO TOKYO 飯島 直哉
STILL BY HAND WEB SHOP